【日常】アートフェア東京2014に行ってきました♪
アーモンド&フィッシュが美味しくて幸せ気分な神威です。こんばんは。
今日は、アートフェア東京に行ってきた記録を書こうと思います。実は行ったのは昨日なのですが…作品の詳細やパンフレットの写真を整頓していたら昨日中にまとまらなかったため、今日の記事にします(汗)
そもそもアートフェア東京2014に行くことになった理由というのが、ムードメーカーな上司が「神威さん、お友達と一緒に行ってみたら♪」と1DAYチケットをプレゼントしてくれたことだったりします。
チケットとパンフレットがこちら。最初、ロゴがどんな風になっているのかわからなかったのは内緒の話…。
場所は有楽町の「東京国際フォーラム」。先々週の晴海作戦時に迷いこんだ所です(汗)
え?お友達? … …
一緒に行ってくれる優しい方は一人もおりませんでした (・ω ・)… …(;ω ;)ぐすっ
では、ここからざっくりとしたレポートを書いていきます♪気になった作品のみを紹介していますが…しっかりと展示場内の作品は全て見ておりますm(_ _)m
※掲載されている作品の写真は、パンフレットのものです。(移動ルートの画像を除く)
まずは私の移動ルートを載せておきます。
島ごとに分かれているので、どうやって回るか悩みました。美しい回り方があったら教えていただきたいところです。
入口が右側だったので、Hall1から巡ることになりました。入ってすぐ、デザインされた白黒の車がドーンと出迎えてくれました。こういったデザインカーは、販売されることはないのだそうです。まさに「世界に一つだけの車」ということになりますね♪
入口付近には洋画を展示しているブースが多い印象で、そこはふむふむと見ていきました。最初からクライマックスでいくと、後で力尽きると思うので…(汗)
しかし!R51の「ギャラリー・ショアウッド」に差しかかった時…事件は起きました!(大げさ)
この岡村智晴さんの絵が凄すぎたのです!
宇宙や海が精密に描かれており…思わず近くでじっくり見てしまいました。すると、白い部分の一つ一つが「点」の集合体になっていて、それが海なら泡になり、宇宙なら星になるというように、それぞれの絵の雰囲気を作りだしておりました。
そして、近くに作品集があったので見てみたら、実はこの人…モミジの絵も描いているんです…!見たら確実に息ができなくなると保証できるぐらい、綺麗なんだろうなぁ…(うっとり)
次に気になったのは、R55の「いつき美術画廊」。
松村公太さんの「爽 光(琵琶湖)」という作品。岩絵の具(多分…)で描かれており、海はキャンバス表面を敢えて凸凹にすることで表現しているようです。
絵の具のザラザラ感と凸凹が相まって、美しい湖面が描き出されておりました。
次はR66の「秀友画廊」。
芳賀一洋(はがいちよう)さんのミニチュアが展示されていました。世界堂で見かける木の素材がさりげなく入っているのを見て「これは…!」となったり、この扉の向こうは何も置いてないんじゃないかと思って隙間から覗いたらしっかり奥の空間も作られていたりと、驚きの作品ばかりでした!
そして少し空けてR73の「田口美術」。
面妖なオニ…あれ?カニ?そのただよう怪しさに惹かれて細部もじっくりと見ました。近付いて見てみると…
眼鏡…じゃなくてモノクルをかけておりました!
日本画と現代の物がなぜか違和感なく同居しているという斬新な発想にとても惹かれました。
ちなみに、作者の服部しほりさんは…私と1歳しか違いません… …もっと頑張らないとダメだな私(滝汗)
次はR37の「B-gallery」。
水の中に佇む女性の姿がとても美しく存在感があり、2,3回度見直したと思います。
水の色味や水中にいる人の揺らぎ方など、どこを見ても全く矛盾がありませんでした。流れる水の音が聞こえてきそうなリアリティがあります。
そして、とても気になってしまったR26の「京橋画廊」。
見事なまでの「バードギャラリー」です。展示エリアどこを見渡しても鳥!鳥!鳥!!伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」を思わせるタッチが魅力的です。
あまりにも気になって「京橋画廊」のWebサイトに掲載されている作品も見ましたが…独特な鳥のイメージに、なぜかとても引き込まれます。
なので、どこかで展覧会が開かれたら、母と一緒に見にいこうかなと思っています♪(←実はかなりの鳥好きな神威氏)
しかしこのパンフ、この濃い色の黒文字は読みにくいのではないかと思いました。白文字にして鳥と被らない位置に移動させて、上下に「ここは説明文です」とラインを引いてみるとかどうかな…?
次に気になったのはR11の「DMO ARTS」。
いわゆるメルヘンな感じ、といえばいいのでしょうか。実はこういう「女性っぽいかわいい絵」は苦手な方なのですが、なぜかかなり見入ってしまいました。
多分、作者のチアキコハラさんと、描かれている女の子がとてもよく似ていてるのが理由の一つなのではないかなと思います。
彼女の絵を見ていると、自然と「女子力」が上がる感じがします♪
秋「いや、もう『女子』って年齢じゃないし、最近はレンジャーとかライダーばっかり見てるし、確実に『男子力』が上がってるって。」
…それは言っちゃダメです!!
次はR09の「靖山画廊」。
池尻育志さんの風景画が写真のような美しさで、ドキッとしました。作品からは描いた方の貫録も伝わってきて、とても深い作品です。このキャンバスに風が吹いたら、木々がざわざわと動き始め、水面は静かに波紋を広げる…という様子が想像できます。
そして、R22の「Galeria Odalys, S.L」。
ジグソーパズルのピースで作られたモナリザや、カラフルな野菜、やたら細かい線が描き込まれた細胞のような絵など、不思議でユニークな作品が目に留まります。
よく見ると、カラフルな野菜はかなり不可解な形をしており…長く見ていると夢の中に出てきそうな感じがあります。怖いけどつい見てしまいます(汗)
次はR12の「ART GALLERY X at Takashimaya」。
すみません…
サラマンダーが可愛すぎてここから一歩も動けないですっ!
とにかくドラゴン系の生き物にめっぽう弱い神威です。(ドラゴン系>鳥) エリマキトカゲとかコモドオオトカゲとか…もう癒されるしかない!という感じです(笑)
カラーバリエーションが3つあったのも、チャーミングで素敵でした♪
ここまででHall1の展示場で気になった画廊&作品の紹介は終了です。
凄く長くなったのでHall2もこの調子で紹介していくのかと思うと、ブログを「そっ閉じ」したくなりますが…ここで朗報なのか悲報なのか、
Hall2の画廊&作品紹介は1つです!
というのも、お恥ずかしながら現代美術は…かれこれ10年以上美術に関わっておりますが全くわからず…全部見たものの、気になった作品が4作品しかなかったのです…。しかも、気になった3作品はパンフがなくてご紹介できないという事態なので…
L07の「NODA CONTEMPORARY」を紹介して締めくくります。
こちら、原游さんの作品がとても気になりまして、500円の冊子を購入いたしました。
一見すると女の子のイラストなのですが、女の子を構成するものを見てみると、椅子やヘッドホン、数字の2などの日常で見かけるものが並べられているのが分かります。全く女の子を形成するものはないのですが、遠くから見るとしっかりと女の子が見えます。
ドラゴンと鳥だけでなく、こういう感じの絵ももの凄く好きなので、現代美術の中では理解ができている作品なのではないかと思っています。
今後また行く機会があれば、それまでに現代美術の鑑賞方法を学んでおこうと思います…(汗)
そんなこんなで。
とても長くなりましたが、神威氏のアートフェア東京2014レポートはここで終わりです。
このアートフェアにより、自分の好き嫌いや感性を再確認することができ、有意義な時間を過ごすことができました!
チケットをくださったムードメーカーな上司さん、ありがとうございました♪